歩きにすと

歩くことがすき。水系スピリチュアル。会津近隣のパワースポット巡りと健康についてのブログです。

【湧水】戸赤の山桜の里で、世界に一つだけのお菓子鉢を手作りしよう。水車式木工工房と湧水と。県道346号戸赤線。会津下郷町

 プチ探検家の花子です。

 

山に囲まれた会津に来たなら…。

アクティブに滝探しもしてみたいけど初心者には、ちょっぴりハードルが高いよね。

 

自然と触れ合いたいけど、山に入るのもちょっとこわいし…。

 

(*'▽') そんな人に今回の内容はおすすめだよ。この会津下郷町で木に触れたり、木で物を作ることも体験して欲しいなぁ。

 

こんな便利な世の中になっても、昔と同じく、ここで木をはぐくみ、間伐で山を守り、木を加工する木地師。

 

今回は、戸赤のやまざくらと100年前の木地師の仕事を守り続ける木地工房のご主人湧水との話です。

会津下郷町の戸赤地区

ここは大内宿に観光に来る人でも、あまり通らない…会津の人でも滅多に通らないルート…県道346号線沿いに戸赤地区はあります。

 

この戸赤地区は大内宿から車で約23分。

戸赤地区は下郷町から昭和村に抜けるルートの国道400号線のすぐ手前にあります。

戸赤のやまざくら』という桜の名所?というか穴場の桜ビューポイントがあります。

戸赤のやまざくら

戸赤地区ではオオヤマザクラやヤマザクラが170本ほど咲き誇ります。

 

その山の姿はとても美しいと評判なんです。

写真家さんたちの間では『戸赤の山桜』はとても人気の場所らしいです。

 

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写真提供:当ブログ特派員 みぃさん

普段この通り(県道346号)は、交通量も少ないから、空気も汚れず…。

 

山の木々も美しく花を咲かせるのかな。桜の時期に行ってみたいな。

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写真引用:福島県観光情報サイト フォトライブラリー

春には『戸赤のやまざくら祭』が行われます。そこでは、このお堂が特設ステージになるんです。

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村の神事的なお祭りなんだろうな。なんだか微笑ましい(笑)。

 

戸赤のやまざくら祭には、地元の山菜や栃餅、味噌などを販売するらしいですよ。
やまざくら機関誌http://www.t-yamazakura.com/pdf/205.pdf ここから、やまざくら祭りの様子がわかりますよ。ご覧ください。

 

過去記事:

戸赤で迷子になった話

会津下郷町の戸赤地区にある滝を探しに来たら…迷子になってしまいました。
…一本道なんですが…迷子になり…。

わたしの迷子の道案内をしてくれたのが、今回の主人公、木工工房のご主人です。↓↓↓↓迷子の記事。

 私、猪突猛進タイプだから…。この時も探検の目的地『じろえもんの滝』しか頭になくて。

 

ここのご主人に滝までの道だけ聞いて、いそいそと滝へと出発をしてしまったけど…。

 

戸赤地区の暮らしを知るには木地工房のご主人がキーマンになるらしいです。

過去記事「じろえもんの滝」より 

師匠: 
「水車の木地工房で、ちゃんとお茶をごちそうになって来たか?」

花子:  (*´>д<) 時間がなくて… (>д<´*)

NHK『鶴瓶の家族に乾杯』を見てもそうだけど。その地を巡るには、その地のキーマンと話すってのが…情報を知る重要な手掛かりにになるんだね。

 

今回、あそこまでいって水車の写真も撮影してこなかったわ。(;゚Д゚i|!)。

 

こんな100年前の仕事を今も継承しているご主人の話も聞いてこなかった。 残念。

 

先を急ぎたい気持ちを押さえて、今後は、地元の人からも情報収集もしようと思ったよ。

 

木地工房の場所 

木地工房からじろえもんの滝まで3分。

山桜ビューポイントから車で4分の場所にあります。

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写真引用: 下郷町パンフレット

グーグルマップで『戸赤の木地工房』が検索されないのは、ちょっと残念。

戸赤の水車式ろくろの木地工房 

ここ水車式木地工房は、大内宿周辺にある超穴場の木工製作体験スポットだったんです。

 

まず、この動画を見てみてください。戸赤のいいところ、木地師の仕事、ご主人の人柄…。伝わります。できれば、音も出してみてほしい。おすすめ動画です。

木に触れたり、木で物を作ること。

 

こういう経験もなかなかできないから、是非体験して欲しいなぁ。

 

水車を利用したロクロを利用して、お菓子鉢などを作れるんです。

 

水車式ろくろでの木工体験施設は、日本中でもかなり珍しいらしいよ。

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大雨の後…ロクロは高速で回転するのかなぁ。どうなんだろうワクワク。

水車式 木工体験料金


初回は製作&指導1500円
次回から 〃   1000円
(材料は500円~2000円)

すごくないですか。超格安
ここ。+゚。*(*´∀`*)*。゚+わーい。

 

事前予約の方が確実なので、旅行日が雨の天気予報なら、お電話で木工体験予約を入れてみましょう。体験するなら、木屑がつくから、ウィンドブレーカーとか着た方がいいかも。

 

木工体験でこの価格は、格安です。私もやりたい。(≧▽≦)誰か~。一緒に作りませんか?

 

過去記事:

木地師と間伐材と 

『戸赤の水車式木地工房』をこのブログを書くために調べたら…。その地にその職業が根付いた意味…というのがあるんですね。

インスタグラムが表示されない時はコチラから。サイトからは複数枚の画像も見れます⇒
https://graphixto.com/media/1961602290319580076_8045955447 ②https://graphixto.com/media/1962367044638088350_8045955447

 
 
 
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100年前、僕たちは自然と共に生きていた。 〜ゆるく連載4日目〜 記録映画「奥会津の木地師」の中に残されていた山に住む人々の100年前の暮らしのこと。 その木地師の文化を現代に継ぐ方がいると聞いて南会津郡下郷町の戸赤という集落に行って来ました。 戸赤は山桜が美しい集落。父の祖母の生家もあり、今回の旅の目的地のひとつでもありました。 戸赤もかつては集落全体が木地に関わる仕事を生業としていたのだそう。お話を伺った小椋 一(はじめ)さんも祖父母の代までは木地仕事を続けていた。昭和初期からは炭焼きが仕事の大半を占めるようになり、木地の文化は途絶えていったのだという。 「木地に使うのはトチかブナ。炭に焼くのはナラとか堅い木。サワグルミはまっすぐなんでマッチ棒か割り箸にしていた。でも花が綺麗な山桜だけは伐らなかったな。」 山の木を使う木地師たちも山桜だけは、切らずに残していた。 春の訪れを告げる「戸赤の山桜」の由来が木地師の文化によって守られていたのだと知ったのでした。 つづく 次回、豊かな森の中で、脈々と受け継がれてきた自然と共に生きる暮らしを伝えるため水車ろくろの木地小屋を作った小椋一さん。 僕もお椀作りを習ってみました^ - ^ #根のある暮らし #根のある暮らし編集室 #南会津 #ルーツ #文化 #民俗学 #100年前 #100年前僕たちは自然と共に生きていた #ゆるく連載 #日本 #自然 #奥会津の木地師 #木地師 #木地師の里 #戸赤の山桜 #里山 #田舎暮らし #暮らし #ていねいな暮らし #暮らしを楽しむ #ローカル #ローカルライフ

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100年前、僕たちは自然と共に生きていた。 〜ゆるく連載最終回〜 民映研の代表作「奥会津の木地師」に記録されている自然と共に生きる人々の暮らし。 その文化の端っこに触れたくて、南会津郡下郷町の戸赤という集落で水車ろくろの木地小屋を営む小椋一さんにお椀の挽き方を教えて頂いた。 芋煮のようなゴロゴロと野菜が入った汁物が好きな僕は、熱さにも強い桑の木を選んでみることに。 カンナ棒と呼ばれる道具で回転する木の側面を整えてた後は、お椀の底の部分を挽いていく。 簡単そうに見えて力の入れ具合が難しく、力んだり刃先がほんの少しブレるだけで弾かれ上手に挽けない。 なんとか底部分の形が見えたら磨き上げ、次はお椀の中を挽いていく。 これがとんでもない難しさだった。木口を挽いていくのは、なかなかコツがいるらしく刃先の角度がほんの一瞬変わっただけで力の掛かり方が変わり、お椀がろくろ台から何度も吹っ飛んでいった。 10回は軽く飛ばした気がする。飛んで底が欠けたら終わりという緊張感。若干もう無理かもと思いながらなんとか形になった。 この100年で経済的な発展を遂げた日本。 便利さや快適さを捨てて昔のような暮らしに戻ることはできないかもしれない。 手に伝わる感覚を頼りに自然物を暮らしの道具に変えていくことの難しさと充実感を感じながら、僕たちが大切にすべき「豊かさ」って何なのだろうと問われたような気がした。 おわり #根のある暮らし #根のある暮らし編集室 #南会津 #ルーツ #文化 #民俗学 #100年前 #100年前僕たちは自然と共に生きていた #ゆるく連載 #日本 #自然 #奥会津の木地師 #里山 #田舎暮らし #暮らし #ていねいな暮らし #暮らしを楽しむ #ローカル #ローカルライフ

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そうなんだ。
こういう暮らしがあることを会津に住んでいて、なんにも知らなかったな。フムフム((φ(..。)f:id:durasuto010:20190921232045j:image

【木地工房 問合せ先】

工房:0241-67-4399
自宅:0241-67-3290

木地の里戸赤 水車式 木地工房 | おいでよ!南会津。

 

会津観光、雨なら木工体験いかがですか。

 

ぜひ自分だけの唯一無二の一品、お菓子鉢作ってみませんか?

 

大内宿観光、観音沼森林公園の散策を楽しみに会津にいらした方々、かなりテンション上がりますよ。😍😍😍😊

 

木地小屋の湧水

2019年9月。戸赤地区にある滝『じろえもんの滝』を探す旅に出かけました。

 

目的地をGoogleマップにセットして、車を走らせたら…。この家の前で「目的地に到着しました。」とGoogle案内が終了してしまいました。

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この家で、道を聞こう…と思ったら…。「木地体験」の案内板に惹きつけられ。
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 「木地体験ってなに? 」と近づいたら
木地小屋の湧水の案内看板を発見。

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+.d(・∀・*)♪゚+.゚ ウキャー。
これは飲まねば。こういう突然の出会いってテンションあがります。

 

湧水♬湧水♪湧水🎵

 

花子:
「おはようございます。木地小屋の湧水って案内看板を見たんですけど…。湧水、飲ませてもらってもいいですか?」

 

ご主人:
「あ。いいよ。ここの湧水は冷たくて、旨いよ。飲んできな」

 

これがご主人との出会い。言われるがまま湧水を持参したペットボトルに入れていただいてみました。

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ゴクゴク。美味い。(≧▽≦)。まろやかな水。

 

この手書きの案内がまたいい。

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『冷たい湧水です。夏も冬も9度。
 日本一うまい水。どうぞお飲み
 ください。~戸赤水車木地工房~』

 

こういう手書きの案内って、水と共に生活しているしている感じがしてホッとするな。

 

湧水桶の隣。無造作に食器用洗剤が転がっているところが、生活感が感じられます(笑)。

f:id:durasuto010:20190921232025j:image田舎の家の庭先にある水…。そんな風景です。

 

【下郷町の湧水発見】

下郷町にある2つの湧水は、すでに訪問済。
環境省の福島県湧水一覧表に掲載されている湧水は2つ。

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だから…。
「えーっ Σ( ̄□ ̄|||) ここにも湧水あるんだ。」と木地小屋の湧水と偶然の出会いに大興奮になったた訳です。

 

湧水桶にビールも湯飲み茶わんも、冷やしてありました。触ったら、けっこう冷たかったです。f:id:durasuto010:20190921232012j:image

すごいね。自然の冷蔵庫だわ。なんかいいよね。こういうの。ほのぼのするわ。☺

過去記事:

戸赤地区の宿泊施設 

戸赤地区には廃校になった小学校を利用した宿泊施設があります。 

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わぉー。格安。(≧▽≦)

興味のある方はコチラ→やまざくら

さいごに… 

会津下郷町の大内宿や塔のへつり、湯野上温泉駅とか…下郷町は見所いっぱいあります。

 

桜の時期に『戸赤のやまざくら』の画像がupされることがありますが…。いままで、戸赤?どこ?…。そんな感じの場所でした。

 

今回、戸赤に訪れて、記事にして、戸赤地区がめちゃくちゃ好きになりました。

 

ヤマザクラがうつくしいのは、木に触れ、木をはぐくみ、木を活かす木地師が山を守り続ける暮らしが、ここにあるから。 

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写真引用:福島県観光情報サイト フォトライブラリー

この桜たちは木地集落の生活と結びついて、守られているんですね。

 

木地師が守り続ける、戸赤のやまざくら。この風景を絶対に生で見てみたい…そう思うんです。


水系スピリチュアルブロガー花子(@a10hon51)の話はここまで。

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+.d(・∀・*)♪゚+  まとめ記事   (*^▽^*)ゞ

 

今週のお題「運動不足」。一日10000歩継続中。