芦ノ牧温泉駅・大川ダム駅周辺にこんな素敵な湧水があったなんて…。地区で守り継がれている小さな湧水は地図に載ってないことが多いです。
一生通ることがなかったであろう…そんな道に足を踏み入れることもあります。だから、迷子になることもしばしば。
「どのあたりに行くって、ひとこと言えばいいものを…。知りもしないのに出かけるから迷子になるんだよ。」そんな私に、旦那さんがあきらめ気味に呟きます。
今回は、会津若松市大戸町で迷子になりながら湧水探しをした話。
大戸地区の湧水
大戸地区の湧水は4か所あります。
①上小塩湧水
②闇川橋の清水
③舟子カツラ清水
④舟子清水
①上小塩湧水
すごく水がキレイです。
地域の方々がこの湧水を大切にしているのがすごくわかりますよね。この美しさ…。
(*^▽^*)
【上小塩湧水の場所】
上の地図の不動明王の付近をGoogleストリートビューで確認すると『上小塩の湧水』がみえます。
この石。これから流れ出している水が湧水です。道路沿いですがわかりにくいです。
旧121号線を通ると、『会津若松市水道部上小塩増圧ポンプ場』建物があります。その目の前が上小塩湧水です。でもこの建物はGoogleマップにも表示されてないんです。
そこで目印になるのが不動明王様。会津市内方面から来たら左側に祀られています。
不動明王様から上小塩湧水は5歩くらいの場所。Googleマップを参考にする場合は、不動明王様にルート設定してから行くと迷子にならないです。
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本当に水がキレイで美味しいです。是非、上小塩湧水を探しに来てね。
【迷子の話】
すこし余談で…迷子になった話をします。
Googleマップを頼りに湧水探しをしたのですが…。不動明王様を目標に車を走らせ、阿賀川の橋の手前で、旧道に入ろうとしたら、道がないんです。
そうなんです。旧道の入り口はだいぶ前、『そば処彦いち』を過ぎてすこし行ったところに旧道はあるのです。
ピンクの道路が旧121号線。
旧道121号線の入り口がわからずウロウロ。車を止めて地図とにらめっこでした。
やっと旧道へ。上の道路が国道121号線。下の道路が旧道121号線になります。
雨の中の湧水探しだったので、画像も雨仕様で、ぼんやり感がただよってます。こちらの道はあまり車も通らないので、緑がすごく綺麗でした。
旧道では『落石注意』の看板と『クマ出没注意』の看板をよく見かけます。道は狭いです。
am9時 会津 雨。
— 花子(登販 夜勤専属) (@a10hon51) 2019年5月21日
雨の中、カッパ着て湧水探し。
芦ノ牧温泉の旧道118号を
2往復しているけど
目的の湧水が見つからないよ。
Googleマップと只今戦ってます。#iPhone越しの私の世界#ふくつぶ #福島撮影隊 #会津市内 #会津カメラ部 #ftvみんなの天気#パワースポット #湧水 pic.twitter.com/KmigwcQcHW
国道121号線の芦ノ牧付近なんて今まで何百回も通ったことがある道なのに…。こんな旧道があるなんて全くわかりませんでした。
本来、国道121号線で用事がすむから。たまたま旧道に湧水があったから、この道の存在を知ったけど、そうでなければ旧道の存在、一生知ることもなかったかもね。
『無知の知』…しらないということを知る。ほんとうにその通りです。
②闇川橋の清水
旧道121号線に入ってすぐに『闇川橋 くらがばし』があります。ここに『闇川橋の清水』があるらしいのですが…。(;・∀・)ドコ?
わからず。
雨がひどくて後日、探すことにしました。帰ってネットで調べたら人の家の庭に清水はあるらしいのです。
じつは、このバス停向かいの空き家。
この家の庭に、探していた清水があるらしいのです。草ボウボウをかき分け、それらしいものを見つけ、近づくと…。
枯れていました。『闇川橋の清水』を見つけたのですが、草に覆われていて、コップだけが清水の跡を物語っています。
橋の右手前。電信柱と原生林の中に『闇川橋の清水跡』はあります。わからないよ~。こんなところにあるのなんて…。
①上小塩湧水②闇川橋の清水は、芦ノ牧温泉駅周辺の小塩(かしゅう)地区にあります。
過去記事↓↓↓↓↓↓芦ノ牧温泉駅&猫駅長について
③舟子カツラ清水
今回は旦那さんに『舟子』に行くことを伝えて出発。
「舟子ってどういくか知ってるのか?舟子は芦ノ牧温泉のトンネルを過ぎてすぐ左に下がる道をいくんだぞ!」
へ~っ。これまたビックリ。(◎_◎;)
地図だと『舟子』の地区は、若郷湖の辺りなので、もっと下郷町寄りのところから右に入ると思っていました。それがかなり手前で、しかも左に下がるのですね。
了解です。('◇')ゞ
旦那さんに言われた道でいくと…。ここも上の道路が国道121号線。この道は舟子地区に行く道。ここも旧道なのかな? やっぱり旧道121号線なんだって。
道がかなり狭いから、スノーシェッドは片側交互通行です。
景色もすごくいい。テンションがあがります。 旧道は、あまり車も通らないから緑がキレイ。車も来ないから、ブログ用に道を撮影したり、湧水を探すこともできるんです。
阿賀川をこんなビュースポットから撮影出来るなんて、感激です。
『若郷湖東公園』の看板が出てきたら舟子地区はもうすぐらしいです。
なんども言いますが…。湧水は地図に載ってないんです。
だから頼みの綱は地区の住民の皆さんに、聞きまくります。
『所さんの笑ってこらえて!』出演芸能人の気分です。第一村人を発見したら即、声掛け活動開始です。
私「すみません。湧水を探しているのですが…。」
村人「湧水?
山の上の巨木のところにある湧水かい? あんた一人で来たのかい? この辺りは熊がでるし…今は山の湧水は草の手入れされてないと思うから。止めておきな。女一人でここの山に入るのは、かなり危ないよ。」
私「そうなのですね。」
舟子カツラ清水のネット記事、そういえば2007年とか2005年訪問とか最近訪問した記事を見つけられなかったしなぁ。
参考資料:舟子のカツラ(2)
そんなわけで、舟子のカツラ清水は行くのを断念しました。
④舟子清水
私「すみません。舟子の村の中に湧水があると聞いて、探しているんですけど…」
村人「あの赤い屋根の家の脇にあるから。飲むの?湧水?あんまり出てないから、飲むのはちょっとね…。」
そんなことを教えていただいて、いざ舟子清水へ出発。言われた通り進むと清水を発見できました。
これが『舟子清水』。苔がびっしりで趣のある清水です。
舟子地区のドンズマリにあります。集落の集会所に車を止めて清水を見学した方が無難ですよ。※ドンズマリとは集落の終わり。
車で行きすぎると、終点が人の家の庭になっていて、なかなかUターンがしずらいです。
水がタツ…タツ…タツ…。というくらい、ちょぼちょぼしか湧いていません。あまりに水量がなさすぎて。ちょっと怖くて試飲できませんでした。
枯れ葉や雑草などはきれいに手入れされているので地区の方々が『舟子清水』を丁寧に管理されているのだと思います。
【舟子清水の場所】
この辺りなのですが Googleマップにも表示されません。地区の方に聞いた方が早いです。勇気を出して声をかけてみましょう。ポイントは「赤い屋根の隣」
③舟子カツラ清水④舟子清水は、大川ダム駅周辺の舟子地区にあります。
そのためすぐ近くに大川ダム公園駅があります。しかし、この駅需要があるのかしら。
こんなところに駅があるのも初めて知りました。まだまだ会津の知らないことがいっぱいあるんだろうな。
バイクを乗る人なら、是非、旧道121号線を走り抜けて欲しいです。景色キレイだし、車も少ないし、サイコーだと思いますよ。
まとめ
今回は会津若松市大戸町の湧水4つを探す旅をしました。
枯葉てた湧水もありましたが、上小塩湧水のような素敵な湧水と出会うことも出来ました。けっこう感激。
(≧▽≦)
会津若松市大戸町の湧水探しの旅では、ほぼ車移動だったため、歩数チェックはしませんでした。
会津若松市だけでも、22箇所の湧水が環境省湧水一覧に掲載さてれいます。会津17市町村では92箇所もの湧水があるんです。先はまだまだ長い。
豊潤なおいしい水に恵まれた会津の湧水たち。知らない道を通るのもこれまた楽しい。これからもコツコツと探していきます。
水系スピリチュアルブロガー花子(@a10hon51)の話はここまで。
さいごに
「お前、ひとりでフラフラと湧水なんか探して、楽しいのか」と旦那さんに聞かれます。友達とワイワイやるのが好きな彼には理解できない未知の世界らしい。
私はあまりコミュニケーションが得意じゃないから…。
一人でコツコツ調べて、歩いて、まとめとしてノートを書いたり、ブログを書いたりしているのがとても楽しいです。
出来た(๑>◡<๑)♫
— 花子(登販 夜勤専属) (@a10hon51) 2019年5月19日
昨日、磐梯山にある銅沼に行ったんだけど。何歩あるいて、何分かかって…。
どうやって出来た沼で…。メモメモ
裏磐梯のパンフレットを全部確認して切り貼りしました。
はぁ。自己満足。 pic.twitter.com/jXATPdJKOu
別に、いいじゃん。自分の自己満足を追求したって…。それが楽しければね。
姉に「去年まで引きこもりだったのに…別人のようだね。」と言われた。
— 花子(登販 夜勤専属) (@a10hon51) 2019年5月26日
今、何も手につかず、気力がなくなっている人も、辛いトンネルの先には出口が必ずあります。
なにか、フッとしたキッカケがあれば人間変わります。変えられます。
きっとね。