アラフィフ世代、登録販売者の花子(@a10hon51)です。お伊勢参りに行ってきました。
前回、「旅行に準備したい薬」をブログでご紹介させてもらったことについてレビューを書いていきます。
旅行用の準備薬はコレ!
こちらが旅行用に準備した薬です。
①カットバン
②虫刺され薬
③湿布
④解熱鎮痛剤
⑤酔い止め薬
⑥胃薬
⑦整腸剤
⑧風邪薬(現地調達)
持っていって良かった薬のランキングをしてみます。
必要度1位 胃薬
やはり、こちらは重宝しました。
男性陣が飲み過ぎた…と言うより、「せっかく伊勢まで来たから、普段食べられないものを食べよう!」って、感じで。
次々と食べまくったら、案の定、みんなの胃が重い症状がでました。
普段、大食いでもないのに、アジフライより大きな伊勢海老天ぷらがのった天丼セットを頼んで、夜も宴会料理もたらふく食べて。
あの食事の量で、その後、アルコールが入るんだから、胃もびっくりするはずです。
食事か、ご当地お菓子を常に食べているから、胃は、消化している暇もありません。
当然、消化不良を起こしますよね。
胃薬は種類があります。旅行のお供には、健胃薬、消化薬タイプをおすすめします。
胃液を抑えるH2ブロックや、胃痛鎮痙薬は、消化不良の時には、役割が違うのでオススメしません。
胃薬の役割を知っておくと、いざという時、便利ですよ。
必要度2位 酔い止め薬
伊勢志摩湾でのクルーズがあって、船酔いが心配でした。酔い止めに関しては、プラセーボ効果(思い込みの効果)が高いようですけど。
気持ちの持ちようでも、やっぱり、旅行が純粋に楽しめるのは、嬉しいし、ありがたいです。
移動日以外は、レンタルタクシーで名所巡りをするのですが。
胃は消化不良を起こしている状態で、志摩半島のウネウネ山道の移動だから、胃のムカつき、具合が悪くなるのも当然。
酔い止め薬には、助けてもらいました。
ほかに、酔い止め薬を旅行に行く前に、勉強しておいて、良かったと思ったのが、飲み合わせ。
酔い止め薬の飲み合わせ
村人の奥さんが、「睡眠不足で頭痛薬、今、飲んじゃったけど、酔い止め薬も飲んでいい?」と、聞かれたけど…。
「成分が被っているから、頭痛薬と酔い止め薬は併用しない方がいいよ。」
「車の中で寝れたら、車酔いの前に、寝た方がいいよ。多分、私も寝ちゃうけど。」と、アドバイスできたのは、良かったです。
酔い止め薬の副作用
酔い止め薬、この3つは副作用の症状です。
①眠くなりやすい。
貸切タクシー内で、寝てばかりになってしまうから、周りのみんなには、「酔い止め薬を飲んでいるから、車の中で寝ちゃうかも。」と、先手を打って告白しておいたのは、正解でした。
②排尿困難
酔い止め薬を飲むと、排尿困難という副作用によって、トイレが近い体質の私が、「トイレ、トイレ」と探さなくてよくなるのは、助かります。
③口渇
酔い止め薬には、口渇という副作用もあります。喉が乾くというより、唾液の分泌が減少するので、口がカパカパな症状が出やすいです。
豆知識ですけど。
老人性口渇の緩和には「おしゃぶり昆布」が有効って、以前テレビで見たことあったから、実践してみました。
コレ、すごくオススメ。口の中、潤います。唾液が出てきますので、消化不良の手助けにもなります。旅行のお供に、おしゃぶり昆布、かなりオススメです。
必要度3位 湿布
旦那さんは、腰痛もち。椎間板ヘルニアと闘っています。今回の長旅、神社仏閣巡りの旅は、かなり疲労困憊のようでした。
最終日には、腰をかばって左右に揺れて歩くので、余計、腰に負担がかかっていて…。
外用薬:シップ薬「ロキソニン パップ剤」
旦那さんが、整形外科からもらっておいたものを持っていきます。
私は、普段、仕事で歩きなれているからいいけど。多分、みんな(とくに旦那さん)長旅で、腰や肩が痛みだすのでは…と、思うので、持っていきます。
湿布(ロキソニン)を貼ったら、かなり楽になったみたい。長旅には、湿布は必需品です。
ただし、気管支ぜんそくの人には、あまりオススメ出来ない湿布薬なんだけど…。
旦那さんは、ヘビースモーカーだから、常に咳して、息遣いもゼーハーしてます。
旅行中、腰が痛くて、動けないよりは…。と、思って、ビクビクしながら使ったけどね。
( ̄O ̄;)
本当は、サロンパスとかのサルチル酸塩の湿布だと、気管支ぜんそくの心配もしなくて、ペタペタ貼れるけど、効き目が弱すぎるぅ。
湿布も難しいです。
効き目も副作用も優しいサロンパスか、効き目抜群だけど、副作用の影響がありそうなロキソニンか。
旅行中の期間だから、ロキソニンのパップ剤を使ったけど、毎日の痛みどめとして連用するには、体に負担がかかり過ぎるから、通院して、医師に相談した方がいいカモです。
番外編 虫刺され薬
伊勢神宮の参拝の時は、いいのですが。別宮巡りをする時は、木陰の中を歩きます。
けっこう蚊がいます。今の時期で、蚊がまだいるので、夏に参拝する時は、虫除けスプレー、虫刺され薬は、必需品かもしれません。
伊勢参りのお土産は、赤福買ったよ。 pic.twitter.com/XjlCClWEUt
— 花子(不器用上等) (@a10hon51) 2018年11月3日
今日の花子の話はここまで。本日もご訪問ありがとうございます。(´∀`*)
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OTCの勉強、登録販売者研修中
『アフロ先生と学ぶ登録販売者合格テキスト』より
2-8 胃
塩酸(胃酸)のほか、ペプシノーゲンなどを分泌しています。ペプシノーゲンは胃酸によって、タンパク質を消化する酵素であるペプシンとなり、胃酸とともに胃液として働きます。
3-9 胃の薬(健胃薬、消化薬)
健胃薬…味覚や嗅覚を刺激して、反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高めることを目的としている。オオバク、オウレン、センブリ、ゲンチアナなどの生薬成分を配合 代表薬…太田胃散
消化薬…炭水化物、脂質、たんぱく質、繊維質などの分解に働く酵素を補うことを目的としている。ジアスターゼ、プロザイム、リパーゼなどを配合。 代表薬…太田胃散、パンシロン01、新キャベジンコーワs
2-19 内耳
聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。
前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分かれます。
3-5 ちんうん薬
妊娠時のつわりへの使用は適当でない。
ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調整作用のほか、内耳絵の血流改善する作用があります。(抗めまい成分)
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市販薬 トラベルミンRのみに配合されているため、この薬は、抗めまい薬としても有効。
抗ヒスタミン成分、抗コリン成分の副作用→→ 頭痛、排尿困難、眠気、散瞳により異常な眩しさ、口渇、浮動感
受診勧奨:乗り物酔い防止薬に3歳未満の乳児向け製品はありません。(補足:乳児は脳と内耳の発達が未発達のため乗り物酔いを感じにくいです。)
長く効く。メグリジン塩酸塩。
作用持続時間が短い。スコポラミン臭化水素酸塩(脳内に移行)。両方を配合している市販薬は「トラベルミン1」
湿布については、アフロ先生の本に書いてないです。勉強します。以上。