ドラッグストア大好き店員のドラストです。
コンビニでお買い物をすると店員さんが、チャチャっと袋に入れてくれるから、簡単そうに見えるけど…。
いざ、自分がやってみると、これが難しい。
ε=┌(; ̄◇ ̄)┘ムズイ。
わたしも、まだまだ、袋詰めは苦手な作業の一つです。
だから今回は、キレイに『袋詰め』する方法…サッキングの技術について書いてみます。
ワンポイントアドバイス
①袋のえらび方
サッキングに不慣れな時は、少し大きめの袋を選びましょう。それだけで、焦らずにすみます。
うちの店の場合は、これくらいの目安で袋を選ぶように指導されました。
※会社によってレジ袋のサイズが違うかもしれませんけど。
・小サイズ
…500㎖ペットボトル3本まで
・中サイズ
…500㎖ペットボトル6~7本
・大サイズ
…2ℓペットボトル3本くらい
・特大サイズ
…カップラーメン大盛5個
あまり品物を詰め込み過ぎると袋が切れる可能性があります。
袋7分目くらいでお渡しした方が、パンやポテトチップスがつぶれる心配がありません。潰れると…後でクレームになっちゃうかも。
(;゚Д゚i|!) コワイ!コワイ!
②袋の準備
袋に手を入れ、底部分を最初に広げておくのがポイントです。
このひと手間で、袋詰め後に、ジュースが傾いたりしにくくなりますし、サッキングの速さが全く違ってきます。
いかに早く、レジ袋の底部分を広げるか…。
袋詰めの速さは、この作業に掛かっていると言っても過言でないと私は思っています。
③割れやすいものは別袋
たまごは面倒でも、袋詰めに慣れるまで、別袋にした方が、割ってしまうなどの失敗は少ないです。
一升瓶数本などは…袋詰めした後、カチンカチンと音がなるたびドキドキしますが。これは、どう解決していいか、私も思案中です。
実は、袋詰めは大変
袋詰め・サッキングの一連の流れをご説明します。
①レジ打ちして、
②金銭授受作業をしながら、
③接客しながら、
④瞬時にレジ袋の大きさを判断
⑤サッキングします。
これが、レジ業務に慣れてないとかなりパニック(焦り)になります。
アイスのスプーン入れ忘れた…。
(;´∀`) ヤバイ。
「レジ現場は、とても忙しい。」大声で叫びたいけど…。
そうは絶対に口に出せないドラックストア店員の心の叫びであります。
お客様としては、キレイに袋詰めしてもらえば、嬉しいし。ぐちゃぐちゃに入れられたら、ムッとするのが当然の心境なのでしょう。
袋詰めのクレームって、全社的に毎月けっこうな数の報告があります。
みんながみんな、うまく袋詰め出来るわけではないし、神経質なお客様も一定数いらっしゃるわけだし…。
でも。
心地よく、気持ちよく、お買い物いただくためにも、美しいサッキング技術は、必要不可欠なのです。
ドラッグストアならではの袋詰め
スーパーではエコバックが当たり前の時代です。でも、ドラックストアは基本、袋詰めをサービスとして行っています。
これは、ドラッグストアであるからこそ…袋詰めをサービス化している理由があると、私は思っています。
人に知られたくない商品の特質
ドラッグストアでは、妊娠検査薬、避妊具、育毛剤、痔の薬、水虫の薬、頻尿パットなどは、他の人に見られたくない商品も扱ってます。
その場合、紙袋に入れるなどして、周囲から買い物した品物が判別できないよう心配りをしなければなりません。
店員の私がサッキングやる側としては、このひと手間が面倒なんですが…。
(*゚∀゚)=3 イソガシイ…メンドウ(本音)
そのひと手間をしてくれるドラックストアだから、お客様は安心してお買い物ができるのだと思います。
お客様にとってはこのひと手間がとても大切なことなのです。
体の自由が利きにくいお客様
これぞ。ドラッグストアならでは…というのかな。
私は調剤薬局併設のドラッグストアに働いています。そのため、身体の自由が利きにくい方が来店されることが多いです。
酸素器具をつけて歩行されている方
半身まひの後遺症を抱えた方
足が不自由な方
かなりのご年配の方
手がふるえる方などなど…
いろいろと身体の自由の利きにくい方が来店されますので、そのような方には、サッキング業務は、必須です。
混んでいて後ろに人が並んでも、応援を呼んで、サッキングします。
それに伴い、介護タクシーを呼んだり…こういう細かい気配り事象も発生してきます。
この辺りは、ドラッグストアならではです。
ドラッグストアスタッフの心配りは重要だと思います。
自宅で練習してみよう
さいごに
レジの現場で、いざ袋詰めをしてみると…。なかなか焦ってしまい、きれいに、うまく出来ないものです。
やはり、感覚で覚える要素が大きい袋詰め作業。不安を克服するには、場数を踏むしかありません。
袋詰めに苦手意識のある人、不安な人は、家で練習をしてみましょう。
買い物をしてきたモノを片付けする前に、一度取り出して…。もう一度入れ直しをしてみるとか。入れ直しは、かなり練習になります。
他の人の入れ方も研究できるので、これは勉強になりました。
サッキングも何度かやっていると、自分なりの袋詰めの法則が見つかります。
不安があるなら練習して払しょくしましょう。
自信をもって、お客様に笑顔も、キレイに袋詰めした品物も、お届けできるようになれば、最高じゃないですか。
また行きたい心地よい店になれるかどうかは、サッキング(袋詰め)も重要な要素の一つなのです。
ドラッグストア大好き。だけど、サッキングはまだまだ苦手。
そんなドラッグストア店員のつぶやきでした。
2019年2月
今回のドラッグストア店員花子(@a10hon51)の話はここまで。