ドラッグストア大好き店員のドラストです。
今回はレジキャッシャー(レジ打ち業務)は単純作業?実はハイテクノロジー化について書いていきます。
覚えることがたくさんレジ業務
お買い物すると、ササっとレジ打ちをするから、レジ打ちなんて簡単な単純作業に思えているかもしれません。
しかし、その実態は…。かなり複雑。
レジ業務のすべてをマスターするのは大変。金銭に関わることからお話します。
a.金種・支払方法
続々と新しい支払方法が出てきています。
電子マネー
①WAON、ナナコ、Edy
②id、QUICPay、交通系電子マネー
③d払い、LINEpay
④WeChat Pay、Alipay(中国系)
これらは店によって、支払いだけが出来るのか?チャージもできるのか?違ってきます。
ドラッグストアでは、新しい支払方法が、いち早く取り入れられることが多いです。
PayもQUICPayは、前からありましたが、LINEペイ、PayPayなど目新しい支払い方法が導入されています。
2019年10月からの消費増税に伴い、今後ますます『キャッスレス決済』が加速する傾向です。
これらをドラッグストアでも対応していくのは、自然な流れでしょう。
私は新し物好き&キャンペーン好きなので、LINEペイ20%還元なんて…ワクワクが止まらないですけど…。。
(*^▽^*)
店員としては「便利」と「ついていくのが大変」の表裏一体の日々なのです。決済する際に、レジ打つ本人(店員)が、操作慣れしていないと「何のこと?」と理解しにくいかもしれません。
クレジットカード
①クレジットカードには、一括払い、分割払い、リボ払いなどがあります。
一括払いと分割払いでは、微妙にレジ操作が変わってきます。
レジ操作で不明な操作があれば、早めに責任者の応援を呼ぶなりして、対処した方が得策です。
②私が理解が難しかったのがデビットカード。銀行口座と連携しているカードです。
見た目はクレジットカードと酷似しています。残高不足の場合は、エラー音が出て、決済できません。
「現金でお支払いなさいますか?」使うお客様が「残高不足であること」を認識されていますので、そんな時はお客様に確認するのが一番。
③サインもらい忘れがないように、注意が必要です。購入金額やカード会社によっては、サインが必要になる場合もあります。
カード偽造などもまれにあるため防犯上、カード使用者の名前の確認も忘れてはいけません。
③中国のクレジットカードにも対応。グローバル化も進んでいます。
モバイル決済
LINEペイ、paypayのモバイル決済は、利用する人が今、急激に増えてますよね。もう、いろいろなPayが有り過ぎて…。
私もモバイル決済を使っていますが、ラク。携帯でピッでおわりですから。これが最大メリットだと思いますけど。
ギフト券、商品券
当然ながら、ギフト券(以下、商品券)も使えます。ビール券、お米券、アイス券、地元市町村発行おむつ券。株式優待券もあるよ。
商品券対応のポイント
レジ機器にお米券、商品券、クーポン券など専用ボタンができています。
時間がある時に、レジのボタンをよく見て、使ったことのないボタンがあれば、使い方などを責任者に確認しておくとイイかもしれません。まずはマニュアルに目を通しておく。
1.おつりが出るのかでないのか
2.999円端数は、この商品券1000円券で使えるのか
3.この商品券の受け取り後の処理は、どうするのか
理解が曖昧で、処理の度に責任者に駆けつけてもらいながら対応していると、レジに大行列が出来てきますよ。
b.アプリキャンペーン
各社独自のモバイル用アプリがあります。その他、PayやLINE友達など、アプリの中でキャンペーンがあったり、クーポン券を発行したり。
「あなたのお店のアプリクーポンを使っているのに、なぜ、レジの人がわからないの?」とお客様に不信感を持たれかねませんから、お客様からアプリキャンペーンの質問を受けることもあります。「私、アプリとか苦手です。」なんて、レジに立つ人は口が裂けても言えません。
1品10%引きなのか、対象品が自動で割り引かれるのか…。都度都度、会社からの指示事項や連絡事項は、確認しておく必要があります。
→余談ですが、私の職場では、モバイル操作が大好きな革新的な人が存在します。
新しいモバイルキャンペーンが始まると、真っ先に実践して、処理の仕方をスタッフ皆にレクチャーしてくれます。
「百聞は一見にしかず」涙がでるほどありがたい存在です。レジ操作してみると大したことではないのですが…。
実際はキャッシュレス決済で便利になるにつれて、実はレジの現場では、確認すべき事柄が、とてもとても多くなっているのです。
(;・∀・)アクセク(((゚Д゚)))バタバタ
モバイル操作に長けているスタッフに協力してもらいながら、実際に操作してみるのが一番の解決策になります。
今後、LINEページやツイッターやInstagramでのクーポン発行など、ますます守備範囲が広がっていく気配がします。
はぁ…。考えただけで、怖いです。
c.各種手続き
公共料金の支払い、宅急便の受付、化粧品の免税。他、Amazonカード、iTunesカードの販売。
ほかにもバレンタインやクリスマスのギフトの包装やのし。ラッピング受付。
スーパーではサービスカウンターでラッピングの受付をしますが、ドラックストアはレジで包装手配を受け付けます。
これも処理手順としては、大したことがないのですが…。
包装対応など、レジだけでは処理できない場合は、他のスタッフを応援に呼んで、対応してもらいます。
これについては、場数を踏んで慣れるしかないです。そうは言っても、私、宅急便の受付が、いまだに苦手です。
さいごに
利用者に便利になる=レジ業務が多岐になること。無人レジの将来を願う、ドラックストア大好き店員の話でした。
今回のドラッグストア店員花子(@a10hon51)の話はここまで。