プチ探検家の花子(@a10hon51)です。
福島県会津坂下町のずーーーっと気がかりだった温泉『洲走の湯』さんを今回ご案内します!(*´艸`) ムフフ。
洲走りの湯 との出会い
— 花子(登販 夜勤専属) (@a10hon51) 2022年12月15日
~花子のInstagramの投稿文~
洲走の湯♨
ここに来るのは数年ぶり。
聞き上手な友人と訪れて以来だ。
聞き出し上手な友人に
ご主人がポロリポロリと話し出す。たぶん1時間くらい雑談したと思う。
①その年、奥様を亡くされたこと
②100歳近い母が風呂の番頭だが耳が遠いこと
③妻を亡くしてこの先、
湯を続けれるか不安なこと
私たちが当時、行った時入湯代を支払おうとしたら、番頭の老婆さんだけがいて
「オレ、耳聞こえないから、とりあえず風呂に入ってくんつぇぇぇぇ。息子、裏にいて、今戻ってくっペがら」と言われた。
気が引けながらお支払いせずに、お風呂に入ることに。
ぬるめの湯だから、あえて長湯してご主人が戻るころ、湯からあがる。そして湯代を支払った。そこから友人とご主人の雑談が続いた。
それから行くタイミングがなく、
ずーーーっと気がかりだったの温泉。
「今日、営業してますか?」
「私。今、山都なので、これから向かいます🚗³₃」飯豊大滝の帰りに数年ぶりに、ようやく洲走の湯に寄った。
玄関開けると、真新しい看板があった。
「今、掛かってる看板が古くて見えにくくなったから、村の人に作ってもらったよ。この看板の木、栃の、いい木だべっ」嬉しそうに話し出すご主人。湯までの廊下でも話は続く。
私「お婆さんは、ご健在ですか?」
ご主人「いや、この間亡くなって、先月49日を終えたよ。102歳の大往生だったよ」笑って答えてくれた。
新しい看板と、掃除が行き届いた温泉♨️。ご主人の笑顔をみて、胸の奥に刺さった棘が、なんだか、すーっと溶けて楽になった温泉旅でした(*^^*)。
洲走の湯
洲走りの湯は秘湯なもので、なにせ参考資料が少ない。SNSの口コミ情報に、私の写真を載せて、ご案内します。
口コミ情報①
なるべく人が来ない秘湯で、しかも名湯を求めるならば会津坂下町『洲走の湯』。
山懐に抱かれたポツンと一軒家。
民家のお風呂を頂いてる感じ。
— 花子(登販 夜勤専属) (@a10hon51) 2022年12月14日
露天風呂は無く、洗い場のシャワーは3ヶ所だけで大人5〜6人が入れる湯船。
ただ、無臭、無色透明なアルカリ泉のお湯は、とろみの感じで、皮ふ病、神経痛、胃腸病、リウマチなどに特効が有るそうです!
創業100年以上なのはそんな訳なのかも知れません。
口コミ情報②
会津北西部の田園地帯にある農家のような佇まいの温泉宿。
開湯は明治以前の150年前と伝わっています。
現在の建物は昭和初期のもので、ひなびた雰囲気が旅情を掻き立てます。
20度の鉱泉を42度まで加し、すべすべ浴感の湯をかけ流しにしていて、浴槽の底に溜まった古い湯は原始的にホースを使いサイフォンの原理で排水しています。
玄関脇に源泉の蛇口があり、ホースがあるので容易に汲むことができました。
口コミ情報③
外から見て煙突が目立つのでわかりますが冷泉?鉱泉?を沸かしています。
泉質はアルカリ高めであろうヌルトロ。シャワーもヌルトロです。
温度計は42Cあたりを指していましたが体感はややぬる。こりゃ長湯できるかと思いきや、どんどん汗が止まらなくなります。
とても良いお湯でした。帰宅してから気がついたのですが、脱衣所もお風呂も一ヶ
所しかないような混浴?(笑)
洲走りの湯で気になったこと
上記の口コミ情報で気になったことを書いていきます。
・混浴なのか?
インターネットの情報をいろいろ見ても、混浴の表記はない。ですが、Instagramの写真を見直すと、男性の方も女性の方も掲載する写真が同じなことに気がつきます。
引き戸を開けて、右側が湯船と絵、左側がカランと洗い場、窓には緑のシール。
洲走りの湯は混浴(驚)?。と、思われますが、ちゃんと男湯と女湯別です。
以前、友人(男1人、女1人、私)で来て、その時、混浴ではないこと実証済みですから。ご安心くださいませ♡。※下記にInstagramへのリンクを掲載しました。ご確認ください。
・鉱泉とは? 沸かし湯?
日本大辞典 参照
【鉱泉の定義】
鉱物質の物質やガスを含むわき水。
一般に1リットル中に1グラム以上の鉱物質が溶けているものをいい、温度が摂氏25度以上の温泉に対し、それ以下の冷泉をいうことも多い。炭酸泉、硫黄泉、塩類泉などに分類され、薬用飲料、湯治入浴に利用。
洲走の湯は、摂氏20度以下の鉱物質を含む湧き水(冷泉)。そのため加温しているんです。上の写真、林の中に見えるのが「加温用の煙突」です。
・源泉の持ち帰り
「玄関脇に源泉の蛇口があり、ホースがあるので容易に汲むことができました」なんとお持ち帰りOKなのですかぁぁぁ。
わたしの記憶…
昔、義母さんが胃の切除をした。快気祝いに駆け付けたお客様に言われたことがある。
「会津坂下にある洲走の湯。いいらしいよ。手術跡にいいって。持って帰れるから、汲んでくるといいよ。飲んでもいいし、傷跡につけてもいいし」手術の傷が気になる義母さんに、そう言っていたのを今思い出した。
入口の蛇口、全く気がつきませんでした💧。来訪の際には、よく見てみます。あと、ここの温泉。飲めるのですね(≧▽≦)。了解✋
洲走の湯 場所・泉質
【こんな人におすすめ】
・穴場の温泉が好きな人
・高アルカリ湯を味わいたい人
・ぬるめ湯が好きな人
日帰り温泉の営業時間:9:00~8:30
日帰り温泉の料金:大人1人500円
泉質:アルカリ性硫黄泉 源泉温度13度
効能:神経痛・筋肉痛・
関節痛・五十肩・慢性皮膚病
温泉分析表無し
水質分析表より pH:8.8
男女別内風呂1つ、露天風呂なし
グーグルマップ評価:4.1
住 所 福島県会津坂下町片門鬼百苅47
会津坂下町なのに只見線沿線からも遠い。国道49号線からも遠い。山の中にポツンとある。
TEL:0242- 85- 2658
WEB:公式サイトなし
定休日:不定休(電話してみて)
一人500円の日帰り風呂。人気の温泉は時間制限あるが、ここは時間制限なく、のんびり入浴可✨
洲走の湯 参考サイト
Instagramの投稿はこちら 洲走の湯
ちかくに旧越後街道束松峠があります。
【花子の過去記事】