山で遭難したら・迷子になったら…
もし…遭難したら
滑落で怪我をして動けない…。日が暮れて視界不良で動けない…。そんな時は早めに救援要請を出しましょう。
①救援要請
携帯電話の電波が届くような時には、救援要請を出しましょう。
110でもいいのですが…。
山を管轄している警察署に電話をした方がベストです。所轄警察署の方が、遭難者捜索をしていることもあり、山の地形にも詳しく、遭難の状況理解が早いためです。
事前に、所轄警察署の電話番号を調べておくことをおすすめします。
磐梯山の場合は猪苗代警察署
tel 0242-63-0110(代表)
磐梯山では山頂で携帯電話がつながります。山ではdocomoが強いようです。私、Y!モバイルだから山を少し登ると、もう…つながりません。(;´・ω・)
途中経路の銅沼の付近では電波状況があまり良くないようです。知人で、目的の山に登山された方がいたら、携帯電話の利用状況も確認しておくと安心でしょう。
参考資料:山でつながる携帯電話は? 日本百名山にある山小屋・施設にうかがいました Yamakei Online / 山と渓谷社
docomo:携帯電話がご利用いただける登山道 | 通信・エリア | NTTドコモ
②携帯電話が使えない場所
登山道で自分の居場所を発信する方法:
緊急時の対処
迷子による遭難
道がわからないことを迷子というけれど…。
①迷子は自分がどこにいるのかわかない。
②向かう方角がわからない。
そういうことなのです。
迷子遭難を防止するには、登山中に出来ることと事前準備として出来ることがあります。
現在地を把握する
現在地が不明になったとき、役に立つのがGPSアプリです。
ここでは携帯電話の電波が届かない圏外の場所でも使えるGPSアプリを紹介します。
携帯圏外でもスマートフォンのGPSナビが使える「Geographica」|利用者向け情報|みちびき(準天頂衛星システム:QZSS)公式サイト - 内閣府
ただGPSアプリを使いながら登山をすると、ものすごく電池を消耗するらしいです。
携帯のモバイルバッテリーも持って行ったほうが無難でしょう。私の場合、古いiPhoneと新しいiPhone2台持ちなので、一つを位置確認用にしようと思います。
自分の現在地を確認できれば、あとは進む方向が分かれば、迷子が解決できます。
進む方向を知る
進む方向を知るには
「地図とコンパスは必ず準備すること」と登山系サイトに書かれています。
地図を入手する
地図については登山口付近の道の駅、ビジターセンター、○○登山口駅などで山の地図を無料で入手できます。
登山計画時には入手したいものです。
方角を知る
コンパス…多分、ほんとうは必須アイテムなのでしょうけど…。でも実際は、これは持たずに入山している人が、かなりいるのではないでしょうか。
コンパスで進む方向を確認することは、登山では基本の基本になります。
捕捉として…。
私は山菜採りをする際は太陽の位置とアナログ時計の短針で、南の位置を探しだしたりしています。
アナログ時計で方位を知る方法! | THE SEIKO MUSEUM セイコーミュージアム
コンパスアプリもありますので携帯電話にダウンロードしておくといいでしょう。
目印を意識して歩く
道に迷ったら、道の目印まで引き返すのが登山の鉄則。
山菜採りでは、迷わないよう、進む前に分岐点や大きな怪岩の写真を携帯で撮影し、自分の進んだ道に戻れるようにしています。
分岐点で進む道を撮影したり、大きな怪岩を見つけたら撮影したり、目印になるものを意識して歩くことも、迷子遭難を防ぐコツになります。
沢に降りない
沢をつたって下山をすると里に出れそうな気がしますが、滝や急流などがあると先に進めなくなります。沢ではなく登山道で下山しましょう。
登山の事前準備
登山する前の準備を万全にしておくだけで、遭難のリスクはかなり減らすことができます。
登山計画書を作ろう
登山計画書を作成すれば、登山予定日、コース、入山予定時間、下山予定時間を明確にできます。パーティーメンバーと予定の情報共有することはもちろん、家族などにも登山の計画を伝える上で重要な資料になります。
登山計画書を提出しよう
磐梯山の場合は↓
ここから福島県警本部地域部総合運用指令課宛のメールフォームが出てきます。
もしもの時のために登山計画書は、入山前に県警へ提出しておきましょう。
装備品のチェック
この記事で紹介した装備品。
【持ち物】地図・コンパス・防寒着・カッパ・非常食・水分・携帯電話・充電器・時計
【データ】登山計画書・GPSアプリ
補足:水分が不足すると『こむら返り』が起きやすくなります。登山でのこむら返りは、転倒などの危険リスクを発生させます。
水分補給でこむら返りや熱中症が予防できるなら、水分補給しておいた方がイイでしょう。
まとめ
いままで山や谷の散策を軽装備で1人でフラリと行くのが当たり前になっていた私にとって『遭難対策』なんて…考えたこともなかったのですが。
メンバーからの言葉をきっかけに、今回、遭難対策について『出来ることを整理』してみました。
遭難のリスク回避するためにも、パティーメンバーとの情報共有ツールとしても活用したいです。
さいごに
Instagramのプロフィール欄に
自称『プチ探検家』と名乗っています。
それをみた娘が一言。
「探検家は無事に戻ってきてこそ、探検家だからね。遭難したら、あなたは探検家ではなく、ただの遭難者ですから…。その辺のことわきまえて、家族に迷惑をかけない程度に探検してくださいよ。」
まさしく、その通り。遭難しない…。そのための準備を怠らない。
今回の『遭難対策』記事は、いままでカンでやり過ごしていたことを、文章にまとめてみました。
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水系スピリチュアルブロガー花子(@a10hon51)の話はここまで。
+.d(・∀・*)♪゚+ まとめ記事 (*^▽^*)ゞ
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